幼児の鎖骨骨折の完治はいつ?後遺症について。
以前の記事で、幼児の鎖骨骨折の経過についてご紹介しました。
幼児鎖骨骨折の経過についてはこちら
今回は、骨折から4か月で骨がくっつき、6か月を経過した現在どうなったのか?についてご紹介します。
【鎖骨の形がもとに戻るのは18歳ごろ】
我が家の次男は、鎖骨がぽっきりと真っ二つに折れて、
折れた部分が重なってくっついた状態で完治となりました。
鎖骨部分を触ると、盛り上がっているというか、こぶのように感じます。
しかし、このこぶのように一部重なってついた骨が、
成長と共にまっすぐに戻るそうです。
(大人だと、成長しませんので、つなぐ手術をして治すようですが)
骨には、ワイシャツでいう「形状記憶」機能が備わっていて、
成長と共に、折れていないほうの鎖骨のようにまっすぐと戻るようです。
18歳になるまでには、触ってもわからない。
レントゲンをとって左右を比べても、素人ではわからない程度まで治ると
整形外科医に言われました。
我が子は今現在はアスリートになる予定はありませんし、
高校球児になるかもわかりませんので、とりあえず大人になるまでには
綺麗に治るという認識です。
【その後痛みは?】
当時2歳だった息子。
鎖骨が折れた時には2~3日は、腕を上げることもできず、
1週間は、動かすと激痛が走っていたようです。
(折れた箇所を動かしたりすると痛いのは大人も同じです)
2週間経過したころには、折れていたことも本人は忘れているようで、
4か月たったころには、骨折した?何それ?状態です。
まだ冬を迎えていないので、寒さで痛むか?はわかりませんが、
6か月たった今のところは痛みはまったくないようです。
【こまったことは?】
完治と診断された、骨折から4か月頃。
思わぬところから通知が来ました。
保険組合からの連絡です。
第三者事故のため、保険は適用できるか?の調査の書類です。
抱っこから転落した経過、落とした知人には悪意はなく、
抱っこの中で暴れた息子にも非があり、相手には請求の意思はない。ということを
記載して、現在調査結果を待っています。
一応知人にも、当時の状況を再度伺い、傷害保険や個人賠償責任保険の加入の有無などを
確認しましたが、現在まだどちらの保険を使うことになるかはわからない状態です。
お子さんがいる家庭では、お子さんがよそで、物を壊したり、傷つけたり、
お友達に怪我をさせたりしたときのために、傷害保険等に加入しているケースはあると思いますが、
大人は加入していない人も多いのではないでしょうか?
人生何があるかわからないので、傷害保険・個人賠償責任保険は加入しておくことをおすすめします。
我が家も知人も、自動車の任意加入保険に付帯していた・オプションでつけたという形で、
加入していまし。任意保険を加入しているかたは確認しておくとよいかもしれません。
【さいごに】
子供が小さいこともあり、
鎖骨の形が、正常の形に戻るまでは、半年~1年置きに様子を見ていきましょうと
定期的に通院をすることになりました。
あくまで、希望しない場合は無理にとは言わないと言われましたが、
医師の勧めもあり、定期的に通院することにしています。
たかが鎖骨骨折かもしれませんが…骨が変な形で成長しても嫌なので…。
みなさんも、鎖骨が簡単に折れやすい骨です。
気をつけましょう。
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